市原市合唱連盟

市原グリークラブ「第57回市原市合唱祭の演奏曲」について

第57回市原市合唱祭の演奏曲

市原グリークラブは合唱経験者なら誰でも知っている懐かしい曲を演奏します。


指揮者は山本康憧先生でアカペラ演奏に挑戦です。


浜辺の歌  林 古渓作詞  成田為三作曲  彦谷悠真編曲

箱根八里  鳥居 枕作詞  瀧 廉太郎作曲  信長貴富編曲

鷗     三好達治作詞  木下牧子作曲  

秋のピエロ 堀口大學作詞  清水 修作曲


ミニ解説

浜辺の歌は1916年に林 古渓の「はまべ」の詞に東京音楽学校の学生だった成田為三が試作として曲をつけた。第一作が代表作になった曲です。


箱根八里とは旧東海道で小田原宿から箱根塾までの四里と箱根塾から三島塾までの四里を合わせたものです。1901年に中学唱歌として発表された。よく知られた曲ですが信長さんの編曲は4パートが交互にメロディーを歌う輪唱形式となっており合わせるのに大変苦労しました。


「鷗」は戦後まもない1946年に発表されています。詞の中に出てくる「彼ら」は戦争で亡くなっていった若者達を表しており、彼らへ向けたレクイエムだと言われています。何度も繰り返される「ついに自由は彼らのものだ」に込められた思いを考えながら歌います。


堀口大学の詩集『月光とピエロ』に曲を付けた合唱組曲『月光とピエロ』は、清水修の代表作です。中でも「秋のピエロ」は第一回全日本合唱コンクール(1948年)の課題曲として採用された名曲です。

合唱経験者なら誰でも歌った事のある曲は、腕前の差がハッキリ分かるので難しいが敢えて挑戦してみました。



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